小美玉市共催「不登校について考える~家族や周りの人たちがやっておきたいこと~」を開催いたしました
- 2025/01/14
1月12日(日)、小美玉市共催、石岡市、茨城新聞社が後援する「不登校について考える~家族や周りの人たちがやっておきたいこと~」を開催いたしました。当日は、信州大学医学部 子どものこころの発達医学教室教授である本田秀夫先生を講師としてお迎えし、不登校の原因や背景、解決への具体的なアプローチについて、大変貴重なご講演をいただきました。
会場は小美玉市四季文化館みの~れ 風のホールにて開催され、不登校に関する多岐にわたるテーマについて本田先生より詳しく解説いただきました。
講演では、不登校の背景には学校環境だけでなく、家庭や社会的な要因が複雑に絡み合っていることが指摘されました。本田先生は、不登校の直接的な引き金となる出来事は氷山の一角であり、その背後には子どもの発達段階や心理的な状態、社会的な状況など、多岐にわたる要因が影響していることを説明されました。さらに、不登校の解決に向けた具体的なアプローチについても言及され、子どもの視点に立ち、一人ひとりの状況に応じた支援が重要であると強調されました。
今回の講演会を通じて、参加者の皆様には、不登校の原因が単一ではなく複雑に絡み合っていること、学校や家庭、地域社会が連携して子どもを支援する体制の重要性、子どもの個性を尊重した支援の必要性について学んでいただく機会となりました。
サシノベルテでは、今後も不登校問題への理解を深めるための取り組みを今後も積極的に行ってまいります。地域との連携を強化し、不登校の子どもたちやそのご家族が安心して暮らせる環境づくりに全力を尽くしてまいります。